お葬式のマナー

葬儀社に葬儀を頼む流れを時系列順に詳しく解説

「葬儀の流れが分からない」「お通夜の流れはどのようなものだっただろうか」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。突然やってきてしまう葬儀ですが、流れを知っていると落ち着いて対応できます。流れが分からないと、故人を偲ぶ余裕が取れないなど、悔いの残る葬儀になるので注意が必要です。

そこでこの記事では、葬儀全体の流れを、時系列ごとに詳しく解説しています。ぜひ最後までご覧ください。

危篤から葬儀終了までの詳しい流れを10ステップで解説

葬儀とは、故人の臨終から火葬までのことを指すのが一般的です。こちらでは、葬儀の流れを10ステップで解説しています。
  1. 危篤
  2. 臨終
  3. エンゼルケア
  4. 搬送をする
  5. 安置をする
  6. 葬儀社との打ち合わせ
  7. 納棺
  8. お通夜を行う
  9. 葬儀式・告別式を開く
  10. 火葬を行う

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1.危篤

患者の体調が悪化すると、病院から危篤連絡が入ります。慌ててしまうかもしれませんが、落ち着いて対応しましょう。まずはご自身が病院に向かう用意をします。入院費はすぐ支払う必要があるので、現金を忘れないようにしてください。その一方で、家族や親戚、友人など本人に会いたがっている人に連絡します。一刻を争うものなので、夜分遅くても問題ありません。一般的には、3親等までの親戚に連絡するとされています。

2.臨終

患者が臨終すると、病室から霊安室へと搬送されます。その際に、医師から死亡診断書を受け取りましょう。そして、逝去の連絡を親戚や関係者にした後に、葬儀社へ連絡して葬儀の手配を行います。葬儀社側のスケジュールの都合などもあるので、連絡はできるだけ早いほうがよいです。不安な場合は、分からない点などをサポートしてもらいましょう。

3.エンゼルケア

エンゼルケアは、故人が亡くなったあとの死後処理と死化粧のことを指します。かつては遺族が行っていましたが、現在では看護師が行うことが主流です。故人の尊厳を守るだけでなく、感染症防止の目的もあります。まず体をアルコールで浸し脱脂綿で拭く「清拭」を行い、その後治療でできた傷などを綺麗に整えます。着替えをさせ、髪をとかしたり、お化粧を施したりします。

4.搬送をする

病院で亡くなった場合、一時的に霊安室に運ばれますが、基本的には数時間以内の退去が求められます。そのため車を手配して、別の場所に故人を搬送しましょう。搬送先は主に、自宅や安置施設です。葬儀社の寝台車を手配すれば、スムーズに移動できます。

5.安置をする

火葬まで、自宅や安置施設に安置します。法律により、逝去後24時間は火葬できません。なお、宗教によっては安置する場所が決まっているケースもあるので、事前の確認が必要です。

6.葬儀社との打ち合わせ

故人の安置が終わったら、葬儀社と細かい葬儀の打ち合わせを行います。葬儀の規模や形式、日時や会場、遺影写真の準備など、決めるべき内容は多いです。故人の意向がある場合はそれに従います。

また「死亡診断書」を葬儀社に渡すことで「死亡届」「火葬許可書」の手続きを依頼できます。決まり次第、親戚や故人の友人に連絡しましょう。特に弔電や世話係、受付係など、手伝いが必要な相手には早めの連絡が必要です。

7.納棺

故人を棺に納めます。身なりを最後にもう一度整え、死装束を着用します。そして、故人が好きだった品物を周りに入れます。なお、金属やプラスチックは火葬中の事故防止のため入れることはできません。

8.お通夜を行う

お通夜とは故人にお別れを告げる儀式のことを指し、17時ごろから式を開始し、3時間ほどで終了するのが一般的です。親族だけではなく、故人と縁のある方が来場します。 また、通夜のあとには「通夜ぶるまい」という、弔問客を食事でおもてなしをする会が開かれます。お通夜の流れに関しては、後ほど詳しく解説するので併せて確認してみてください。

9.葬儀式・告別式を開く

葬儀式とは、故人の冥福を祈る宗教儀式で、告別式というのは最後のお別れを告げる宗教色のない儀式です。一般的には、お通夜翌日の10:00~16:00に続けて行います。後ほど、葬儀式・告別式の流れを詳しく解説するのでそちらもご確認ください。

10.火葬を行う

火葬場へと移動し「納めの儀」を行います。その後、棺を火葬炉に納めます。この際「火葬許可書」が必要になるので、忘れないようにしましょう。火葬には1時間~2時間ほどかかります。その間は、参列者をお茶やお菓子でもてなすのがマナーです。

火葬後は遺骨を骨壷にいれる「収骨」を行います。こちらも葬儀式・告別式の流れで詳しく解説するのでチェックしてみてください。

2.お通夜の流れを6ステップで解説

お通夜は17時ごろから、約3時間かかります。夜に行うため、多くの弔問者が訪れる可能性が高いです。トラブルが起きないように、流れをしっかり把握しましょう。
  1. 到着
  2. 受付
  3. 開式
  4. 読経・焼香
  5. 閉式
  6. 通夜振る舞い

以下詳しく解説していきます。

1.到着

喪主・遺族はお通夜が始まる1時間前を目安に到着し、葬儀社と流れの確認などを行います。芳名帳や筆記具の用意、礼状や供花に記載されている名前に誤りがないかも確認しましょう。

2.受付

お通夜開始の1時間前から、受付を始めます。
  • 弔問客に挨拶
  • 名前の確認
  • 香典の受け取り
  • 返礼品を渡す

が主な仕事内容です。
重要な仕事ですが、喪主や遺族は忙しいので、故人から少し離れた親戚、ご友人などに頼む場合が多いです。記帳係、返礼品係、会計係と、役割ごとに複数人にお願いするとスムーズに進みます。
喪主や遺族は開式の15分ほど前には会場内に入り、先に着席します。お悔みの言葉をかけられた場合は、「お忙しい中、足をお運びいただき、恐れ入ります。」などと答えましょう。

3.開式

弔問客が着席すると、僧侶が入場し、開式です。お通夜は基本的に葬儀社が執り行います。着席の際は、席順のルールに気を付けましょう。祭壇に向かって、右側が親族席、左側が一般席です。通路寄りの席が上座で、葬儀をお手伝いしている人や、血縁関係の深い人が座ります。右側の最上座に座っているのが喪主です。

4.読経・焼香

30分ほどの読経が行われます。焼香は、喪主・遺族・故人とのつながりが強い参列者が順に行います。

5.閉式

式は約1時間です。僧侶の退席後、喪主の挨拶で終わります。通夜ぶるまいが行われる場合は、その案内がされます。

6.通夜ぶるまい

通夜ぶるまいとは、お通夜の後に開かれる軽食会です。故人が生前お世話になった方に出席していただきます。時間は1時間ほどで、サンドイッチやお寿司、ビールやジュースなどが振舞われます。地域によってしきたりが異なるので、それに従いましょう。僧侶には、お礼の挨拶をし、通夜振る舞いに招待します。辞退されたときは、御膳料(5,000円∼10,000円)を包むのが一般的です。

葬儀式・告別式の流れを9ステップで解説

先述しましたが、葬儀は、故人の冥福を祈る宗教儀式で、告別式というのは最後のお別れを告げる宗教色のない儀式です。
  • 受付
  • 開式
  • 読経・焼香
  • 閉式
  • 出棺
  • 火葬
  • 収骨
  • 還骨法要・初七日法要
  • 精進落とし

それぞれ詳しく解説していきます。

1.受付

喪主や遺族は葬儀が始まる1時間前には到着し、受付を行います。ここで、葬儀社との流れの最終確認も済ませましょう。

受付の仕事内容はお通夜と同様で、
  • 挨拶
  • 名前の確認
  • 香典の受け取り
  • 返礼品を渡す

です。葬儀開始の20分前の着席を目指して受付をしましょう。

2.開式

全員着席後、僧侶が入場します。その後、葬儀社の方が司会者として開式の辞を述べると、開式となります。通夜同様、席順にはルールがあります。右側が親族、左側が一般席で、通路に近いのが上座です。

3.読経・焼香

読経の時間は30分∼60分ほどです。読経とともに、故人に戒名が付けられます。読経後には弔辞・弔電を行うので、故人との繋がりが深い方にお願いしましょう。

弔辞者は指定の場所で故人の人柄や思い出を述べ、弔辞を祭壇に供えます。弔電は司会者が数通奉読し、残りは名前だけ読み上げます。どの弔電を読み上げるかは、事前に葬儀社と相談して決めておきましょう。弔辞・弔電後は再び僧侶による読経です。この読経中に故人と関係が深い順に焼香をします。

4.閉式

読経が終わると、僧侶が退場します。その後は、葬儀社の司会者が閉会の辞を述べることで閉式です。

5.出棺

遺族や親族、親しい友人が棺の中に、故人の思い出の品やお花を納めます。金属プラスチックなどの不燃物は、安全性の観点から入れることができませんので注意してください。ここが故人との最後のお別れとなるので、冥福を祈りましょう。棺を霊柩車に運び込み、喪主が挨拶をして出棺です。親族や特に親しい関係者以外は、出棺が終わると解散します。

6.火葬

火葬場に到着すると、納めの式を行ったのちに、火葬を行います。僧侶が読経し、棺を火葬炉に入れます。所要時間は1時間ほどが一般的です。

7.収骨

「骨上げ」とも呼ばれます。2人1組で、1つの骨を竹箸で拾い、骨壷に納めます。

収骨は基本的には、遺族や近親者で行います。まず歯を納め、それから足から頭に向かって納めます。最後は、故人ともっとも縁が深い方が喉仏を納めるのがしきたりです。

8.還骨法要・初七日法要

還骨法要とは、火葬後に自宅または斎場で、僧侶の読経と焼香を行う30分程度の法要です。初七日法要とは、本来亡くなってから7日後に行われる法要のことです。最近では、初七日法要を還骨法要と同時に行い、全て葬儀の日に済ませてしまう「繰り上げ初七日法要」が多く採用されています。

9.精進落とし

火葬場から戻り、僧侶やお世話になった方を招いて会食を行います。会食の始めと終わりに、喪主が弔問客への感謝を述べる挨拶があります。精進落としでは、喪主はおもてなしをする側なので、下座を意識しましょう。

まとめ

葬儀は複雑なものですが、流れを知っておくと落ち着いた対応が可能です。逆に、流れを知らないと慌ててしまい、故人を偲ぶことができなくなってしまいます。事前に大まかな流れを理解しておくことで適切な対応が可能です。

葬儀の際には葬儀社や僧侶の方と打ち合わせが必要になります。喪主を担う場合は、挨拶を申し上げるので準備に時間がかかってしまう場合もあります。葬儀の流れを把握して、心にゆとりをもって葬儀を執り行いましょう。

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