お葬式のマナー

社葬参加者・葬儀側の服装まとめ!5つの必要な持ち物や避けるものも解説

「社葬にはどんな服装で行くべきなのだろう」「社葬に必要な持ち物が分からない」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

社葬とは会社に大きな貢献をした人が亡くなったときに、会社が主催する形で行う葬儀です。故人を弔うのが第一目的ですが、企業の力を示すものや広報の目的もあります。そのため一般的な葬儀とは異なり、規模が大きく、マナーが厳しめです。うまく対応するためにも、服装についてしっかりと確認しておきましょう。

この記事では、社葬の服装や避けるもの、必要な持ち物を徹底解説しています。ぜひ最後までご覧ください。

【男女別】社葬の服装を解説

社葬は、一般的な葬儀と比べて、規模が大きくなる傾向にあります。社長や重役の方が亡くなった場合、取引先の方が参列することもあります。そのため、服装のマナーは特に気を付けなければなりません。

こちらでは、男女別の社葬の服装について解説します。

1.女性の服装

女性の社葬での服装例は、以下のとおりです。
  • 黒・紺のワンピースまたはスーツ
  • 黒のストッキング
  • 控えめなメイク
  • 金具のない黒のバック
  • フォーマルな靴

基本的に黒または濃紺のワンピースを着用します。袖や丈は長めを心がけ、膝がでないものにしましょう。ワンピースの下には、30デニール以下の黒のストッキングの着用が望ましいです。ワンピース以外のスーツ、アンサンブルなどでも構いません。近年の葬儀では、パンツスーツも増えてきていますが、社葬では避けたほうが無難です。冬の場合でも、コートは革や毛皮のものは避けましょう。

髪型は低い位置でシンプルにまとめ、メイクは派手にならないようにしましょう。口元は色がないと不健康に見えてしまうので、ナチュラルなベージュなどが適切です。

バックは小ぶりで黒色ものにしましょう。リボンなどの装飾がついているものは避け、できるだけシンプルなものが理想です。ショルダーバッグで参列する場合は、肩にかけず、紐を結んで手で持つなど配慮しましょう。靴は3∼5cmのフォーマルなパンプスを用意してください。

上記の服装はあくまでもひとつの例ですが、なるべく落ち着いた雰囲気の服装を心がけましょう。

2.男性の服装

男性の社葬での服装例は、以下のとおりです。
  • 黒・濃紺のスーツ
  • 白シャツ
  • 黒ネクタイ
  • 黒の靴・靴下
  • バッグは黒色
  • 清潔感のある髪型

スーツは黒か濃紺のものにしましょう。無地が好ましいですが、目立たないストライプ柄でも問題ありません。中に着るのは、白いシャツです。襟をボタンで留めるボタンダウンシャツはなるべく避けましょう。ネクタイは黒無地のもので、ネクタイピンは外すのがマナーです。

靴下や靴も黒色での統一が望ましいです。なるべく光沢のないものを選びましょう。

バッグは光沢と柄を避けたビジネスバッグが適切です。リュックはカジュアルな印象を与えてしまうので避けてください。そして、清潔感のある髪型を心がけましょう。髪が長い場合は整髪料でまとめるなど、耳が出る程度の短さが望ましいです。

3.平服指定の場合

葬儀には、喪服を着用するのが一般的ですが、社葬では「平服でお越しください」と指定されることがあります。その場合は、略喪服を着用しましょう。

平服というと、一般的には普段着という意味も含みますが、社葬では「格式高い服ではなく、落ち着きのあるスーツ」といった意味で用いられます。喪主側の「それほどかしこまらないでよい」という気遣いなので、あまり格式高い服装だとかえって失礼にあたります。

そのため、男女共通で黒・濃紺・ダークグレーのスーツを着用しましょう。暗い色であれば問題ありません。喪服同様、靴や靴下は黒で、ボタンダウンのシャツは避けます。その他の注意点は、以下の避けるもの3選を参考にしてください。

社葬の服装で避けるもの3選

社葬は一般的な葬儀と比べて、マナーが厳しめです。服装に関しても、以下の3点に注意して選ぶようにしましょう。
  1. 金具の目立つもの
  2. 光沢のあるもの
  3. 革製品

それぞれ詳しく解説します。

1.金具の目立つもの

葬儀の場では、光り物は避けるというマナーがあります。そのため、バッグは金具がついていないものが理想です。女性の場合、ネックレスやピアスは避けます。ただし、結婚指輪と1連または1粒だけの真珠のネックレスは例外です。2連以上のものは、不幸が続くことを想像させるので好ましくありません。

男性はネクタイピンを外すようにしましょう。黒いネクタイの上にネクタイピンを付けていると、どうしても目立ってしまいます。

基本的に目立たないことを念頭に置いて、服装選びを行いましょう。

2.光沢のあるもの

葬儀では、華美なものを避けるのがマナーです。たとえ黒色などの落ち着いた色合いだとしても、光沢感のあるエナメル素材のバッグや靴は避けましょう。特に靴は移動時に目立ってしまうので、光沢感には注意が必要です。

3.革製品

蛇などの革製品のバックと靴は避けましょう。動物の革のバックは殺生を連想させます。冬場では、革や毛皮の上着やコートを着て行ってしまいがちですが、葬儀にはふさわしくありません。布製のバッグを持ち、毛皮のファーなどもなるべく外しましょう。

社葬に必要な持ち物を5つ紹介

こちらでは、社葬に必要な持ち物を紹介します。持ち物は会社から指定されることもありますが、基本的には各自に任されます。そのため、事前に調べて準備して行くことが大切です。
社葬に必要な持ち物は以下の5点です。
  1. 名刺
  2. 数珠
  3. 不祝儀袋
  4. 袱紗
  5. 社章

詳しく解説していきます。

1.名刺

名刺は、会社の代表として参列するときに必要です。会社によっては、社葬用に控えめなデザインの名刺を用意する場合もあります。一般的な葬儀では、故人への冒涜として名刺交換はマナー違反とされることが多いです。しかし、社葬ではビジネス色が強く、名刺交換を行うケースがあります。急な交換に対応できるよう、しっかりと用意するようにしましょう。

葬儀の名刺を作るなら、右上に「弔」と記載するか、左下を折るというのが作法です。代理人での参列の場合は、名刺の右上に「代」と記載します。名刺交換だけではなく、受付での提出を忘れないようにしましょう。

2.数珠

数珠は、キリスト教式以外の葬儀のときに必要です。日本の葬儀はほとんど仏式なので持参するようにしましょう。男性は大きい珠、女性は小さい珠の数珠を使います。最近では、簡易のものがネットショップや100円ショップにも売っているので、急ぎの場合はそちらで対応してください。また、数珠はその人の分身として考えられているため、貸し借りは厳禁です。

3.不祝儀袋

不祝儀袋は「ぶしゅうぎぶくろ」と読み、香典袋とも呼ばれます。袋自体が宗派によって異なるので、調べてから用意しましょう。袋には「御香典」「御香料」と書くと宗派を問いません。社葬の香典は、会社同士の関係や故人の役職などによります。1万円∼5万円が相場ですが、会社から指定がある場合はそちらに従います。新札は使わず、裏向きに、肖像が最も奥になるようにいれるのがマナーです。

4.袱紗

「ふくさ」と読みます。袱紗とは、不祝儀袋にしわがついたり、形が崩れたりするのを防ぐ目的です。慶事の際にも使用しますが、包み方や色が異なるので注意しましょう。葬儀では、袱紗を左開きで不祝儀袋を包みます。色は、紫・緑・紺・藍・グレーなどの寒色系を使用します。緊急の場合で、用意がなければハンカチで代用もできます。その際は、寒色系・左開きの2点に気を付けてください。

5.社章

社章は光りものになりマナー違反にあたるので、一般的な葬儀では付けません。しかし、社葬では必要になる場合があります。会社から指定があった場合と、会社の代表として葬儀に参列する場合です。その場合は持っていくようにしましょう。

葬儀側の服装を3パターンで解説

社葬を執り行う側は、その会社の顔として参列者から認識されます。マナー違反とならないように注意しましょう。
  1. 葬儀委員長
  2. 喪主
  3. ご遺族

の3パターンで解説します。

1.葬儀委員長

葬儀委員長とは、社葬の場合に組織される社葬委員会の責任者です。葬儀委員長は社葬で最も目立つ立場ですので、正装が求められます。略喪服ではなく、黒ネクタイを付けたモーニングコートを着用しましょう。シャツは白無地、ネクタイは黒無地です。ポケットチーフやカフスボタンは避けます。

葬儀委員長の仕事は、マネジメントや葬儀の挨拶、弔電のお礼状作成など多岐にわたります。服装に注意して、会社のイメージを損なわないように注意しましょう。

2.喪主

女性は和装または洋装の喪服、男性の場合は洋装の喪服が一般的です。

女性の和装は、黒無地染め抜き五つ紋付着物で、足袋は白、履物は黒です。髪飾りや帯留めなどの光り物は避けましょう。洋装は、参列者の服装と変わりません。黒で無地のワンピースがフォーマルスーツです。

男性の洋装も参列者と変わりません。ブラックスーツに白ワイシャツを着用しましょう。ちなみに、喪主の方が学生の場合は、学生服または制服で問題ありません。

3.遺族

社葬では、遺族でもお喪主を務めない場合があります。平服(略喪服)を着用しましょう。 黒・濃紺・ダークグレーなどの暗い色のスーツであれば、男女ともに問題ありません。

まとめ

社葬はビジネス色が強いですが、故人の功績をたたえ、弔うという目的を忘れないようにしましょう。社葬は、一般的な葬儀とはマナーが少し異なります。服装はもちろん、用意すべきものやマナーの内容も少し違うので注意が必要です。

社葬に参加することが決まったら、直前に持ち物を必ず確認し、ネクタイピンなどの光りものや革製品などは自宅においたうえで参列、または執り行うようにしましょう。

お電話でのお問い合わせ・ご相談はこちら

0120-001-298 24時間365日対応・通話無料
小さなお葬式
葬儀のことなど些細なことでもお気軽にお電話ください。 葬儀のことなど些細なことでもお気軽にお電話ください。
0120-001-298 24時間365日対応・通話無料 0120-001-298 24時間365日対応・通話無料
葬儀をご検討なら 0120-001-298 24時間365日対応・通話無料